ミュゼ・ルーブル

 またモンマルトルに朝が来た。 夜があんなに長いのにちゃんと朝が来る・・・。 縦長の窓を広げ、この美しい街並みを見下ろしながら深呼吸している。 ああ、今日もしっかりと焼きたてのパンの甘い匂いがする。 ベーカリー♪ ベーカリーーぃ♪

今日は背広を着て外に出ることにした。 河崎君が「今日こそ星が付いたビストロに・・・」と毎日言っているのだ。 勿論そういう店はドレスコードがあり、Tシャツ一枚とジーンズでは「ノーンメルシー」つまり追い出されてしまう。

今日はまた違う道を歩いている。 ごつごつした石畳の道には随分慣れたのだが、まだ初めて見るストリートを見るたびに美しさのあまり感嘆のため息が出る・・・。 全く言葉で形容できないので、ついにため息になってしまったらしい・・・。

またカフェに入ってクロワッサンとエスプレッソを頼む。 「朝だから」という理由を付けてでもパンが食べたくてたまらない。 美味いけど高いなぁ・・・朝食だけでいつも1,000円近く払っている。 日本人という悲しい性か・・・ユーロ高に呪われ続けている・・・。

サントトリニテ教会に着いた。 「サントトリニテ」とは、「聖三位一体」のことを表す。 宗教嫌いだからあまり知らないが、要するに、キリスト教でアレされている3つのアレを一つの神としてアレしているという意味だ。(さっぱり分からんし・・・)

「すーちゃん、もう9時半だね。タクシー使おうよ。ヤバイって、見る時間なくなるよ!!」 河崎君が少しあせり始めた。 何を隠そう今日はルーブルに向かっている。 

此処に来るために、生きてきたと言っても過言じゃないぜ、ルーブル、ルーブル・・・
マーブル、ファーブル、アンタッチャブル!!!

イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!! スカイハーーーーーーーイ!!!! スカイ!!!!  マロニーちゃんが倒れてます!! マロニーちゃんが倒れてますね!! マロニーちゃんが!! 誰がこんなことしたのかしら??

ファック!!

↑よく考えたら、この"くだり"いらんやろ??

いらんよ。 いらんって言い始めたら何もいらんよ!! この紀行文だって、この母なる星、地球だって全部いらんよ。

この脈絡のない心の叫びをPHP研究所さんは60パーセントカットしたぞ!!
今になって感謝している。有難うございます。(ぷっ・・・)

黒人のドライバーが運転するポンコツタクシーに乗り込んだ。 ヘイブラザー!! 座席にもたれて一言「ジュヴトレ〜、ア、レア、ミュゼ・ルーブr」

黒人は信用できる・・・全く遠回りをしようとしない。 美しい目をしたまま一気にルーブルに突き刺さるようなルートでパリをぶっちぎる。

黄土色が美しく、重々しい石造りのアーチを潜ると目の前には夢に見たルーブルの建物と何かと物議をかもすガラスのピラミッドが・・・。






キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!




気持ちいい!!
超気持ちいい!!!!

ピラミッドの地下にルーブルの入り口がある。 この美術館はドノン翼(DENON)、シュリー翼(SULLY)、リシュリュー翼(RICHELIEU)の3ブロックに分かれている。 

有料の電子美術ガイドには「KOREAN AIR」のロゴが光っている・・・。 目立ちたがり屋さんだな朝鮮民族は・・・。(ヒトの事言えるかチョッパリ)

それを首から提げ、スタンバイオッケー。 

もぅ俺たちを止めることは出来ない。蒸着なのか、赤射なのか、焼結した感じ。 まさにそれだ。
よし!! まずはDENONだ。 我々が一番初めに見たい絵画は勿論、も・ち・だ・か・お・り「Every Little Thing」の全盛期だ。(変な歌い方になる前ね)


ほら!! 突っ込む人もおらん程スベっとるみたいになっとるやん。 ちょっとやりなおそう。


よし!! まずはDENONだ。我々が一番初めに見たいのは勿論、も・み・じ・ま・・・「もみじ饅頭!!」だ。(略してモミマン!!うぁあ!!卑猥だし略さないほうがいいよ絶対!)
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/usaco3/momiman/


真面目に書こうやsuuちゃん・・・


僕たちはモナリザに向かって早足で歩いている。白く美しいギリシャ時代の彫刻を足早に通り過ぎるこのゴージャスさ・・・。 化膿姉妹のような虚構のゴージャスではない・・・
これぞ真のゴーヂャス。

早くモナリザを見たい!! 僕だけにそっと微笑んで欲しい。

この美術館の赤い壁には沢山の名画がかけられている・・・うぁっ、パッと見ただけで名画がゴロゴロあるよ。 感嘆と共に、髪の毛が猫のように立ち始めた。 とんでもない所に来てしまった。

なんだろうココは・・・。私の想像を凌駕している・・・。恐らく一つ一つ見ていたら丸一日かかってしまう。 

遂にモナリザの部屋に入った・・・。

うぁっ・・・ うぁっ・・・
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!


モナリザだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


モナリザ・・・嘘だろ・・・俺は今、モナリザを見ているのか・・・。

何度も何度もモナリザを凝視し、河崎君と話した。


「一日かけて、全部見よう。ここでお互い離れて、心いくまで芸術に溺れよう」


河崎君も同じ気持ちだった・・・。

結局2時くらいまでぶっ続けで芸術に浸ってしまった。 腹が減ったので河崎君に電話してみた。すると河崎君は「サモトラケのニケの所に戻って来い」と言ってる。「えっ・・・今俺どこに居るのかわかんないよ・・・。」

そう、ルーブルはハンパじゃなく広いし、今まで味わったことのないかなりの迷宮なのだ。 勿論日本語の地図は渡されるが、少ししか役に立たない・・・。

とにかく行きたいところに行くのが難しい・・・。

結局館内を40分駆けまわり、何度も河崎君に「ちょっと待ってね・・・俺は何処に居るのかしら・・・」と連絡し、ようやく翼を広げたニケの下に寂しげに座っている河崎君にたどり着く・・・。

ヘロヘロになりながら「カルチエラタンのビストロに行こう・・・」といいながら、二人でルーブルを抜けた・・・。 タクシーでカルチエラタン(ノートルダム教会の近く)に行き、ビストロで昼食を摂っている。

この昼食が次の日、河崎君に襲い掛かるとはこの時予想できなかった・・・。

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