徳寿宮

いゃあ… 芸術がね、走り始めたよ。 心の中が真っ白い世界なの。 そして赤くて小さなつぼみがドーーンと爆発して、子供の笑い声の中で紫の雨がザーザー降り始めた。 僕は上を向いたまま大口を開け、それを飲んでいる…。 そんな気持ちなのだ。 つまり、ぶっ壊れたのだよ!!(またかよ)

止まりませんよ僕は… 別にキレたんじゃないですよ。 キレてない…。 俺キレさせたら大したもんだよ。 俺…キレさしたら、立って帰れないですよ。(何故か長州気味)

suuはスイッチが入ってしまった。 芸術と朝鮮半島のために生きているんですよ。 そりゃ隣の徳寿宮美術館にハシゴだろ!!

決めた!! 今日という一日は美術に明け暮れると決めた!!



あらっ…徳寿宮でまた何か始まったぞ…。

堂々と前を睨みつけて立っている役者さん…。 そーっと近づいて行き、聞いてみた。


「そのヒゲは本物なの?」


演技中だからだろうか…。 僕を無視している。 俺、無視するなんて大したもんだよ、そんな奴、立って帰れないですよ…(またかよ…)

でも、もしかしたら発音が悪くて聞き取れなかったのかもしれんな…。 よし、もう1回カツゼツ良く言ってみよう。


「その、ヒゲは 本物なのですか??」


目を少しそらして、何度か小さく うなずく役者…。 なんだよ、聞こえてたのかよ… まぁ、演技中に喋り掛けちゃいかんのだろうけど…。(迷惑チョッパリ) 

それにしても…さっきから門の前でマイクを使って韓国語と英語と中国語と日本語のアナウンス(儀礼の説明)をやっているんだが・・・


この女の日本語が全く聞き取れない。


やる気あんのか? この下手くそ!! フニャフニャ喋ると日本語がリアルになると勘違いしている韓国人がたまにいるが、大間違いだこの野郎!! シャキシャキした日本語を喋れよ!!

韓国人は日本の映画を観て、俳優の語り口を真似て自分のものにする技巧派も多い。 僕のサラリーマン友達なんて、何を勘違いしたか中山美穂を手本に日本語を学んでしまい、ずっとゲイっぽい喋り方だった…。

友人の韓国女子も、誰の喋り方を真似たらいいですか??とよく聞いてきたものだ。 僕は徹底して同じ返答をしている。


「黒柳徹子!!」



コレをマスターできたら、日本語検定1級なんか要らんと思う。 あえて、高い岩山に登らせようとするのが僕のやり方だ。 男性が同じ質問をしてきたら「田村正和」と答えてやろうと決めている。

日本で生活する韓国人の喋り方が、黒柳徹子と田村正和に染まったら、本当に楽しいと思う。(悪魔かお前は・・・)

チケット売り場で「徳寿宮美術館に行きたいが…」と言うと、「今は入れないんです。 申し訳ありません…」と帰ってきた。

この徳寿宮美術館は、韓国国立現代美術館の分館だったのだ…。 えっ…この思いをどうすればいいの??  美術に向かって猫まっしぐらなのに、どうしてくれるの?? 

もう止まられない。 本館に行けばいいんだろ?? 本館に!! 馬鹿にしやがって!! 本館はソウル大公園にある。 すぐにでも行きたいところだが・・・ でも、せっかくだから、久しぶりに徳寿宮を散歩するか・・・。

















ああ、美しい…。そしてこの美しい国の歴史に涙が出そう…。
出来ればチョゴリでうろうろしたかった…。 大勢のチョゴリの女性を引き連れて、優雅にそして豪快に…高宗のように振る舞いたかった・・・。 「苦しゅうない、ちこう寄れ!! 朕は満足なり〜ふぁっはっはっは!! おーい閔妃!! お茶持って来い! はい、すんません…自分でお茶注ぎます!!」とか言いながら・・・。

あら、サラリーマンの歩行人数が増えてきたよ・・・。



なんと!! 12時やん!!!!



支庁の近くを歩くOLを捕まえて「ねぇ、ここの近くで何処が美味しいの??いつも行っている店教えてよ!!」と聞いている。

するとみんな気さくに、丁寧にに教えてくれる。 

「アソコはキムチチゲが美味い!! ビルの2階で分かりづらいけど是非行ったほうがいい」とか、「あの路地から入れば、秘密のマンドゥ屋がある」とか、「突然聞かれると、何を勧めていいのか良く分からない・・・何が食べたいの??」とか、ソウルのOLたちはみんなとにかく親切だ。

秘密のマンドゥ屋が気になり、路地の奥に入っていったら、本当にあった・・・袋小路の場所に謎のマンドゥ基地が・・・。



しかも、植物に優しすぎる広告!! しかしこんな広告表現は初めて見た。 この店に何ともいえない付加価値が・・・ 恐らく店の主人が勝手にやったのだろうが、広告代理店泣かせな演出だぜ・・・全く。 日本に帰って、「植物融合広告」の企画書をパワポで作って提出しなければ・・・。 

餃子を頼むと、「マンドゥグク(汁餃子)ひとつ〜」と厨房に叫ばれ、大きな声で否定!「クニャンマンドゥ!!(ただの餃子!!)」



ソウルのOL・・・いつもこんなに美味いものを食べているのか・・・。 ひとつひとつがデカくて、中はもぅ、ジューシーで韓国フレーバー満点!!
たまらん・・・ ハフハフ・・・ ああ、 ぅうまい!!!!!! 韓国粉食協会の福岡支部を作ってください・・・(面接行きます) 韓国の粉食はほんとうにたまらん。

ふぅ〜ごちそうさま!!!



完全にソウルのサラリーマン気分だ。 ソウルのサラリーマンたちと、汗をかきながら和気あいあいと一緒に食べたよ。







suuはソウル駅で4号線に乗り換えた。 今4号線に乗っているのだ。 4号線は漢江を渡るから気持ちいい!!

着いたな。 ここか・・・ソウルランドがある大公園ってのは・・・。 既にここはソウルという感じではない。 ただの田舎町だ。 

ああ、美術館行きのバスがあるようだな、4番出口か。 「4号線大公園下車4番出口」 覚えやすいな。 待合所に腰掛け少し待つと、美術館のロゴが入った派手なバスが到着。 運転手はお金をとろうとしない。 無料なのかぁ。

バスはソウルランドを右手に見ながら、山道をグネグネと登っていく。



次回の大韓紀行は、「韓国国立現代美術館」
ここでsuuは大好きな絵画に再会してしまうのであった・・・。

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