"大中華" 第一部 マントウ

我が国の中で露骨に嫌われ始めた中国であるが、「嫌いだ」と公言している人の中で、どれだけの人間が中国と生身で触れ合ってきたのだろうか。 そしてどれだけの人間が、本気で中国人と喧嘩をしてきただろうか・・・。 

人から聞いた話や、国内で流れる偏った報道を理由に中国を簡単に「嫌い」と言い放つのは安易過ぎるし、危険だと感じている。 

我が国の特に若い世代に対し、もう一度自分の頭の中で、中国というものを考えていただきたいという願いの中、このシリーズを書くことにした。


■■■大中華■■■


先日は祖父の誕生日だったので何か送らないと・・・と思い、考えたあげく、祖父が日中戦争時代に大陸でよく良く食べていたという「マントウ」を送ることにした。 マントウというのは、小麦粉で出来た生地を蒸して作る食べ物で、中国大陸ではポピュラーな食べ物だ。

我が国に存在する一番近いものは、角煮饅の「饅」の部分だろう。 ほんのり甘くて真っ白い小麦の蒸しパンの部分。 

今日、祖父からお礼の電話が来た。 色々話している中で「ところで、送ってくれた肉まんだが、全く具が入っていないのがあったぞ」と言い初めた。 

「じいちゃん・・・それがじいちゃんがいつも話してくれているマントウじゃないの!?」と言うと、「俺が知っているマントウとは少しだけ食感が違う気がする・・・なるほど、そうだったのか、すーちゃんは俺にマントウを送ってくれたのか」と言いながら笑っている。

祖父は日中戦争時代を思い出しながら「当時はこのマントウのように"ふんわりふかふか"したマントウじゃなかったなぁ。 もっとモチモチして、もう少し堅かったような気がするんだ・・・」と言っている。 恐らく当時は材料があまり良くなかったので、そのようなマントウしか無かったのだろう。 しかし若き日の祖父にとって、そのマントウこそが格別だったらしい。

「出来立ての湯気が立つマントウをな、マントウ売りが竹のヘラで真ん中に切れ目を入れるんだよ。 そしてその中に匙で黒糖を入れ、モミモミするんだ。 それを食べていたんだ。 本当に美味しかった・・・。」

祖父のマントウに対する思い入れは凄く、祖父のケータイのメールアドレスにも「マントウ」と入っている。(笑)  長い間、敵国で明日の命も分からず過ごした時間、そしてそんな日々の中で味わった忘れられない味・・・。 

祖父は不思議なことに、中国と戦争していた世代なのに、全くアンチ中国ではない。 あれだけ殺しあった世代なのに、むしろ中国を尊敬するような発言が多い。 

なぜだろう・・・。     つづく

コメント
>ぷんすか様
あはは、有難うございます!!

>雪様
こんばんわ。 中国界の大御所さまが来られたので気が引き締まりました。 レシピもしよかったら教えてね〜。 祖父に作って差し上げたいです。
  • suu
  • 2010/12/29 6:19 PM
私の経験では、硬めのぽくぽくしたマントウのほうが多いかも?
都会ではふんわりした白いものを食べますが、田舎ではちょっと灰色がかったものを、よく食べる気がします。
レシピが分かったらお送りします!!
  • 2010/12/24 9:11 AM
今のふかふかのでなく、
おじい様が愛してらっしゃった
昔のマントウを食べてみたくなりました。

マントウだけに
ほっこりしたよ(*´∀`)

ってかすーちゃん、
ブログ更新したときに
Twitterでお知らせする機能があれば
是非導入していただきたいのですが(切望)
  • ぷんすか
  • 2010/12/22 6:54 AM
コメントしてあげる








   
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