ドレスデン爆撃

結構広い駅だ…。 駅を出て、白バイのオジさんに英語で聞いてみた。

「ホテルを探しているが、いいホテルはないか??」
「その道を1キロほど歩けばあるよ」

1キロも歩かせんのかコラ!! スーツケースを転がしながら歩いている。 大きなドイツ国旗が、炎天下の青空の下、ゆっくりとはためいている。 プラハと比べれば真逆のように近代的な建物のや共産主義国の無味簡素な建物だらけ。 もっとも、ここは最近まで廃墟だらけ街だったのだ。 300メートルくらい歩いただろうか…もうギブアップ。 こりゃ、もっと近いところにしないと帰りが大変になる…。

結局、駅の中に戻り、インフォメーションのオバさんに宿を紹介してもらった。

駅のすぐ前に立っている小奇麗なホテルにチェックインすることにした。 高いのかな…。 ドイツはユーロなのか…。 (衝動でドイツに来てしまったので、ドイツの歴史はよく知っているが、最近のドイツに対する知識が全くないsuuちゃん)

フロントの女性は一泊1万数千円と言う。 料金交渉をしたいのだが、ドイツ語が全く分からないし自信がもてない。 ああ、仕方ない、苦手だが全て英語で喋るしかないな…。

すると、朝食を抜けば安くなるといい始めた。 なんだ…そんなら早く言えよ…。

結局、一泊1万円くらいになったのでチェックイン。 パスポートを出し、料金はクレジットカードで決済。 最後に渡された紙に名前と日本の住所を英語で書けばそれで完了だった。 カードキーと、2日間路面電車乗り放題のフリーパスまで貰った…。

おおっ!! これは予想外のサービスだ。 コレが着くならホテル代少し高くても満足だぞオイ…。

ホテルの従業員は笑顔がとても優しい感じだ。 フロントに来るドイツ語を喋る客も、ドイツ語が出来ない僕に気を使っているような感じがある。 フロントと僕の会話を聞きながら、時には笑顔で頷いたりしながら優しい目でこちらを見ている。 

あら・・・ドイツ人もドイツ語もカクカクした感じで、激しいイメージだと思っていたのに・・・

いゃあ、全く違うなぁ。 何かしら落ち着く雰囲気を醸し出しているドイツ人たち。 日本人が言うステレオタイプは勝手過ぎるなぁ…。

僕はフロントに相談してみた。
「ところでドイツ語が全く話せないんだ…。 美味しいという言葉と大丈夫という言葉、そして有難うを教えてくれないか」

「美味しいは、レッコ!!って言うのよ。 そして大丈夫はウキィでいいわ、そして有難うはダンケシェンよ」

「なるほど・・・わかった。ダンケシェン」

「ビッテシェン!」

「それどういう意味だい?」

「どういたしましてという意味よ」

「なるほど・・・」

何だか楽しくなり、そのまま外に飛び出した。

路面電車に乗り、景色がなんだか古めかしくなってきたので、橋を渡ったところでひらりと降りた。

ドレスデン爆撃の映画を見たことがある。 この街は、1945年2月13日、英米軍(イギリス人操縦士)によりボコボコに壊された街だ。

1990年代初頭まで瓦礫まみれのまま放置されていたこの街も、ベルリンの壁崩壊と共に再建が始まる。 このドレスデンは森鴎外も愛したバロックの街…。 プラハと同様に美しき街だった。


ああ、美しい・・・。 プラハとはまた違う雰囲気だ。 チェコは無茶苦茶に古く、その無茶苦茶な古さの中に奥深い味がある。そしてチェコ製の物質には恐ろしくキッチュな芸術性が漂い、身震いする程のレベルの高さを感じる。 

一方、ドイツは古さと新しさの融合というか、街の空気に未来を感じる。歴史的な建物を見ずに歩けば、こりゃ完全に未来世界だ。 街に存在する様々なもののデザインには全く無駄が無く、クーリッシュシンプルである。 それらのデザインは見れば見るほどいちいち琴線に触れる。



ああ、建造物が高いな・・・。 凄く高い。





プラハでも良く見たが、ここでも路上でクラリネットやオーケストラで使用する楽器を演奏する人が多い。 ドイツはオーケストラ世界一の国だもんな…。 



街中で見かける天使たち。 ああ、腹が減ってきたな。 ドイツでの初メシに出かけるか…。

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